2018-01-27

Wordで指定の範囲に名前をぴったりおさめたい。

小学校教員をしている友人がtwitterで「賞状にぴったりおさまるように名前を印字するExcelマクロ超便利」と呟いていたので、マクロを使わずにWordの差し込み印刷機能だけでなんとかならぬものか、と興味がわいたので試してみた。というお話です。

要件の確認

  • 所定の範囲に氏名の差し込みをしたい。
  • 氏名の文字数にかかわらずバランスよく配置したい。
  • Word(とExcel)の基本機能だけで実現する。マクロは使わない。

下準備


名簿を用意します。2~10文字ぐらいあればとりあえずはいいでしょうかね。
「名簿.xlsx」とします。
文字数 氏名
2 森一
3 森一二
4 森一二三
5 森一二三四
6 森一二三四五
7 森一二三四五六
8 森一二三四五六七
9 森一二三四五六七八
10 森一二三四五六七八九

Wordのテンプレートを用意します。実験なので適当です。

差し込み印刷の準備をします。
Wordの 差し込み文書>宛先の選択>既存のリストを使用 で、先ほど作成した「名簿.xlsx」を指定します。

氏名部分を選択して、 差し込み文書>差し込みフィールドの挿入 で「氏名」を選択します。

「<<氏名>>」というようにフィールドが指定され差し込まれました。

実験1:まずは無加工


さて、まずはこのままで結果のプレビューをしてみましょう。



一番簡単なのはこのまま使うことです。
ぶっちゃけ賞状などひとり1枚ずつ渡されるので他の人と比べて氏名の開始位置がどうのこうの比べることはないので、本来的にはこれで問題ないはずです。

が、世の中そのへんうるっさい方がいらっしゃるのも事実なので、そういう残念なケースに当たってしまった場合は調整が必要です。

実験2:均等割り付けを使う


今回は10文字が最大という設定なので、「10文字分の枠」におさまるようにします。
差し込みフィールドをドラッグで選択し、Wordの ホーム>均等割り付け で10文字を設定します。


プレビュー。


はい残念。(知ってた)

実験3:均等割り付けを使う(改善版)


先に結論から言ってしまうと、文字数の差が大きい場合は、最大文字数に合わせて均等割り付けだとどうしてもバランスが悪くなります。
こういう場合は(エビデンスないですがなんとなく感覚的に)おおよそ氏名は5文字以内の人が多そうなので、1文字余裕を持って6文字の幅で均等割り付けをしてみます。

ここでのポイントですが、「氏名」だけで均等割り付けをすると、文字数が少ない場合に「氏名部分の文字間」より「氏名と『殿』の文字間」が詰まってしまって(上のスクリーンショットの「一」と「殿」みたいな感じ)見た目が悪くなるので、「殿」まで含めて均等割り付け指定をしましょう。

このためにはリストで「殿つき氏名」フィールドを作っておきましょう。
数式で「=[氏名]&"殿"」とするといちいち入力せずに済みます。


Wordで「殿つき氏名」フィールドを差し込み、氏名6文字分+殿で7文字幅で均等割り付け設定をします。



プレビュー。




※文字数が均等割付幅より大きい場合は横幅が縮小されます。

どうでしょうまあまあ良い感じになったのではないでしょうか。
均等割り付けの設定幅などは適宜お好みでご調整ください。

なお蛇足ですが、表を挿入し、セル内に差し込みキーワードを入れ、セルのプロパティで「文字列をセル幅に均等に割り付ける」を使っても同じような結果ができますが、上記の方法のほうがよほど簡単なので詳しくは割愛します。

差し込み印刷機能超便利なので事務職の方はマスターしておくのオススメ。
オブジェクト(テキストボックスや図形の中)にも差し込みできるのでいろいろ使ってみてくださいね。



2018-01-13

キャリアコンサルタント資格について調べてみた

理由とかそういうものは特にこの記事には関わりがないのでばっさり省きます。
キャリアコンサルタントの資格には前から興味があって、とはいえ諸般の事情で着手できずにいたのですが、そろそろ本気で考えたほうがいいんじゃない?ということで改めて調べてみたのでまとめます。
やっと系統立てて情報が自分の中で整理できましたよ……。

「キャリアコンサルタント資格」の種類


これですよ、一番混乱していたの。調べる度に違う名称出てくるんですよ。
で、改めてあちこち見て回って情報を整理したところ、こういうことのようです。

まずは国家資格としては2種類あります。


以前は民間資格が乱立していた(?)ようなのですが、国家資格としてまとめられたのですね。なおキャリアコンサルタントは未経験者OKですが技能士のほうは実務経験が求められますので、ポジションとしては技能士のほうが格上ということになります。

「キャリアコンサルタント」になるには


キャリアコンサルタントになるには以下の手順が必要です。
  1. 以下のいずれかの条件を満たし、キャリアコンサルタント試験の受験資格を得る。
    • 指定の講習を修了する
    • 実務経験3年以上
    • 技能検定キャリアコンサルティング職種の学科試験又は実技試験に合格
  2. キャリアコンサルタント試験に合格する。
  3. キャリアコンサルタント名簿に登録する。
「指定の講習」は厚生労働省のサイトに掲示されています。有名な資格学校で提供されています。140時間相当のカリキュラムです。
講習を提供する機関により多少違いはありますが、通信+登校の組み合わせが多く、お値段はおおよそ30万円くらいです。このお値段でかなり脱落しますね……。厳しい。

キャリアコンサルタント試験ですが、2つの団体が運営しているので、どちらかで受験します。どちらでもよいようです。受験日等も基本的に同じです。なんでしょうこの大人の事情が臭う雰囲気は(笑


なんだか他にもいろいろあるぞ


調べていくとなにやら「キャリアコンサルタント」「キャリアカウンセラー」と名のつく資格だか認定だかがいろいろ出てきます。うわお、大混乱。

  • CMCA認定キャリア・カウンセラー
    • 日本キャリア・マネジメント・カウンセラー協会の独自認定。養成講座はキャリアコンサルタント試験の受験資格対象。CMCA認定カウンセラーになるには別途試験を受ける必要がある。
  • GCDF-Japanキャリアカウンセラー資格
    • キャリアカウンセリング協会の独自認定で、グローバル資格。養成講座はキャリアコンサルタント試験の受験資格対象。独自試験またはキャリアカウンセラー試験の合格、および実務経験により取得できる。
  • CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
    • 日本キャリア開発協会の独自認定。CDA資格対応キャリアコンサルタント養成講座を受講し、かつキャリアカウンセラー試験に合格すれば、登録するだけで認定される。この養成講座はキャリアコンサルタント試験の受験資格対象でもあるので、どうせ受講するならこのカリキュラムの講習を受ければ面倒がない。
ちょっと調べただけなので他にもあるかも。

結局、指定講座受講が最大のネックですね(費用と時間的に)


時間はどうしようもないのですが、費用のほうは教育訓練給付金制度で軽減できる可能性があります。キャリアコンサルタント資格は「専門実践教育訓練給付金」の対象資格で、受講料の50%、資格に合格すれば更に+20%の補助が受けられます。

専門実践教育訓練給付金制度を使うためには、対象講座の受講1ヶ月前までにハローワークへ出向いて所定の書類を提出し、受講資格認定を受ける必要があります。
在職中の場合、所属企業に書類を出してもらうケースもありますので、早めに手続きをしましょう。

教育訓練給付金制度について



2018-01-08

YOIにはまれなかったスケオタの話

当記事を書くに当たりどうしても欠かせないと思われる筆者の属性をお知らせしておきます。

  • ソルトレイク五輪あたりからのフィギュアスケートオタク。いわゆるスケオタ。
  • いにしえの腐女子(雑食系)。

また、念のため最初にお断りしておきますが、当記事はテレビアニメ「ユーリ!!! on ICE」(以下YOIと略称)を否定したり批判したりdisったりするものではありません。またスケオタの総意を述べるものでもありません(スケオタさんでもYOIにはまった方もたくさんいらっしゃると思います)。あくまでも上記の通り「どう考えてもYOIにはまる属性持ち」のはずなのに私がはまりきれなかったのは何故か、を自分自身疑問に思い、考察して掘り下げた結果を述べるだけのものです。

いきなり結論:スポ根だと思っていたら恋愛ものだった。


そうなんです。もうこれは完全に受け取り側の問題なのですが、フィギュアスケートをスポーツとして見ている私、勝手にスポ根ものを期待していたんですね。で、蓋を開けてみたらラブストーリーだったという。
恋愛を主軸にした物語というのがどうも苦手なので、はまれなかった主要因はまさにコレ。スケオタとか全く関係なし。途中までは楽しく見ていたのですが、恋愛感情を想起させる描写が増えてきた後半あたりからスッと引いてしまったんですよね……。
先にも書いたとおり腐女子歴長いのですが、昔から公式でくっつけてくるカップルには全く興味を持てないタイプでして……。公式がそうと言っていないものを曲解して遊ぶのを楽しむ傾向にあるので、そっちの方向でもいまひとつ食指が動かなかったのですよね。

作品としてダメだという訳ではないんですよ。例えば「魔法少女まどか・マギカ(まどマギ)」なんて、萌えキャラ魔法少女ものだと思って見始めたら(ネタバレ回避のためぼかしますが)3話のマミさんあたりで視聴者をぶん殴ってきて、無理!ってなる方とむしろ面白い上等!ってなる方とに分かれますよね。でもまどマギという作品自体は素晴らしいじゃないですか。
YOIも同じで、作品としては挑戦的だし意欲的だし素晴らしい。スケオタとしてもフィギュアスケートという競技に興味を持ってくれるきっかけになってくれれば嬉しいとも思います。
しかしながら、いわゆる「はまる」ことはできなかったのです、私は。苦手なテーマだったばかりに。

……という結論だけだと何故わざわざこの記事を書いているのかの意義がないので、もう少しだけ、掘り下げていきます。

何故スポ根に「できなかった」のか。


実は最初にYOIの企画を知ったときに(スポーツものだと信じて疑っていなかったのですが)、その時から「これストーリーどうまとめる気なんだろう……?」という疑問がなかったわけではないのです。
その疑問要素は以下の2点。

  • テレ朝系列
  • 放送が1クールしかない

スケオタだとこれだけでピンと来るのですが、そうでない方へは説明が必要でしょう。

日本でのフィギュアスケート放送のラインは主要局では「NHK」と「テレビ朝日」と「フジテレビ」の3系列です。
NHKはNHK杯、
テレビ朝日はNHK杯以外のグランプリシリーズ(GPS)、
フジテレビは全日本、四大陸、世界選手権の選手権系列、です。

つまり、YOIはテレビ朝日が放送するということは、主な舞台はGPSであり、クライマックスをグランプリファイナル(GPF)に持ってくるだろうことは容易に予想がつきました。放送が10月~12月の1クールのみで、GPSの期間(9月~12月)とほぼ一致することからもそれは明らかです(端的に言えば、YOIそのものがまるっとGPS放送の番宣ということです)。

GPFがクライマックスということは主人公はGPFに出場するだろう

GPFに出場するにはGPS(全部で6大会あり、選手は最大で2大会に出場できる)で2大会ともに良い成績を取らなければならない

スポ根の必須要素である「惨敗による挫折」をストーリーに織り込めない

という構成上の制約がどうしても出てくるよね、ということが最初から分かっていたのですよね。なので、「どうストーリーをまとめるのか?」という疑問に繋がる訳です。

※実際には主人公は前シーズンの全日本で惨敗して世界選手権にも選出されなかったという形で「挫折」が織り込まれたのですが、劇中描写を見る限りだと世界評価的には国内に主人公に比肩する選手はいないようなので、それほど崖っぷちと言えるような失敗とも思えません。

もし完全にスポ根として描くなら、例えばですが、

  • 振り付けと構成の戦略をコーチらと立てる
  • B級大会でそれなりに手応え
  • GPSで1戦目好成績も2戦目でまさかの大不調、GPF進出を逃す
  • ライバルのGPFでの活躍に悔しさを覚えながら猛練習
  • 全日本で優勝は逃すも世界選手権の代表にはぎりぎり選ばれる
  • 四大陸ではSP神演技トップ通過もFSでやらかして優勝を逃す
  • 世界選手権はSPミスで出遅れもFS神演技で逆転優勝!来季の3枠ゲット!

……ぐらいのドラマが欲しいところですが、いかんせん1クールですし、GPS以外の放送権を持っていないテレ朝ではシーズンの本戦である後半戦、全日本選手権・四大陸選手権・世界選手権を扱うことができません(GPFをうっかり「世界一決定戦」などと銘打ってしまっている以上、本当の世界一決定戦である世界選手権を出すわけにもいかないでしょう……)。

そういう諸々の大人の事情もおそらく絡み、スポ根ものにはしきれなかったのではないかなと思います。想像ではありますが。

以上がこの記事の本題である、私がYOIにはまりきれなかった最大の理由とそれにまつわる事情の説明でした。以下はそれに比べればごくごく小さな要因ですが、スケオタだからこそ……の部分が多いので、参考までに。
繰り返しますがスケオタの総意ではありません。あくまでも私個人が気になってしまったことです。

「完璧な再現性」が見せてしまった「不自然さ」


スケートシーンの作画、素晴らしかったです。スケオタから見ても非の打ち所がない(ちゃんとフリップとルッツのエッジの描き分けまでされていて変な声出ました)。特にOPと第1話のヴィクトルのFS。あれはいいものです(反芻)。
振り付けは人気振付師の宮本賢二先生(ミヤケン)。ミヤケンの振り付け大好きなんですよね。もっと言えばミヤケンの師匠であるカメレンゴ先生の振り付けがもともと好きなので、多分同じ延長線上なんだと思うのですが。欧州系のちょっとネットリ感のある振り付け美味しいですmgmg。

脱線しました。

さて、作中プログラムの振り付けをミヤケンが行い、ほとんどのモーションをミヤケン自身の演技からとり、それを素晴らしい精度でアニメーションに仕上げた――ことが、悲しいかな、スケオタ目線で言うととてつもない違和感を生んでしまったのです。

みんな同じ選手にしか見えない!!!

実際の選手ってみんな滑りが違うんですよ。一蹴りの強さ、カーブ、ジャンプへのアプローチ、空中姿勢、着氷の癖、腕やフリーレッグの位置、エレメンツの得意不得意……。
それが、全部、全ての作中選手、ミヤケンにしか見えない。特にモーションの再現性の素晴らしいOP、第1話のヴィクトルFS、勇利のSP。見ながら「ああこれはミヤケンの動き……ミヤケンが見える……」とずっと呟いていました。ちなみにユーリのモーションは違う方が担当されているので、ちゃんと違う選手に見えました(ジャンプの癖とか違いますよね)。
勇利も設定上はステップが得意とあるのに、他の選手もミヤケンが華麗にステップを踏んでいるせいか、あまり際だってステップでの盛り上がりというのが見えなかったのですよね。惜しい。

贅沢を言うなら……せめて2~3人でプログラム作りを担当して、モーションもそれぞれ違う方からとってくれたら、とても見応えのあるものになったのではないかと思います。
いや分かってるんですよ贅沢だって。でもねスケオタとしてはですね、そういう選手ごとの個性の違いを愛しているところがあるので。そこが表現されなかったのがとても残念で、かつ、見ていてとてつもない違和感で、落ち着かないことこの上なかったです。

作中プログラムを使ってのアイスショーとかやるんだったら行きますよ。超行く。床を転げ回る勢いで楽しみすぎるので是非実現してください。

蛇足ですが再現性といえばスケオタ三姉妹の再現性はハンパなかったです(笑)。
はい、スケオタってあんな感じで生きています……。

2018-01-04

キャリア端末からSIMフリー端末に替えてみた。

スマホをキャリア端末からSIMフリー端末に替えました。
備忘録兼ねていろいろ記録しておきます。

新旧端末比較。

【旧端末】

docomo MEDIAS X N-04E
http://www.n-keitai.com/n-04e/

  • 発売日 2013年3月1日
  • OS Android 4.2
  • CPU Qualcomm APQ8064 1.5GHz(Quad Core)+MDM9215M
  • メモリ 32GB
  • 電池容量 1980mAh

【新端末】

HUAWAI P10 lite
http://consumer.huawei.com/jp/phones/p10-lite/

  • 発売日 2017年6月9日
  • OS Android 7.0
  • CPU HUAWEI Kirin658 オクタコア (4×2.1GHz+4x1.7GHz)
  • メモリ 32GB
  • 電池容量 3,000mAh
MEDIASさんは発売直後に買った記憶があるので、えー、かれこれ4年9ヶ月、なんとか延命させていたことになります。
なお末期はJanetter(Twitterクライアント)が2分に1回クラッシュする、Facebookアプリが起動しない&バックグラウンド更新が何か悪かったのか延々エラーを吐き続ける(どうにもならずアプリをアンインストールしました)、バッテリーは50%ぐらいからいきなり電池切れで落ちる、果てはdocomoから一部公式アプリのサポートを打ち切るぞ通告が来る…などなど。まさに瀕死でした。無理させてごめんと言うべきでしょうね。

キャリア端末からSIMフリー端末に乗り換えるステップ概略。

新SIMフリー端末でおおよそ旧キャリア端末と同じようなことができるようになるまではだいたいこのような手順でした。

  1. 通信事業者の対応状況に気をつけて端末を選定・購入する
  2. (必要ならば)SIMカードを交換する
  3. 通信事業者設定をして通信ができるようにする
  4. アプリを移行する
  5. 連絡先を移行する
  6. キャリアメールの受信設定をする


1.通信事業者の対応状況に気をつけて端末を選定・購入する

ざっくり言うと通信事業者(docomoとかSBとかauとか)によって使っている電波が違うので、端末がその電波を拾える能力があるかどうかを確認する必要があります。
Bandと言われるものですが、ぶっちゃけめんどくさいのでお店の人に「これdocomoの回線使えますか?」などと聞くのが早いです。
それ以外はスペックでも大きさでもお値段でも色でもお好みで。

2.(必要ならば)SIMカードを交換する

SIMカード(電話としての基本情報が登録されている小さなカード)には何種類かあり、旧端末と新端末で対応サイズが異なる場合はサイズ変更が必要です。
ちなみに私の場合旧端末は「ドコモminiUIMカード(=microSIM)」、新端末は「nanoSIM」だったので要交換でした。このあたりも端末選定のときに一緒に調べておきましょう。

SIMカードの交換はキャリアのオフィシャルショップで行います。「nanoSIMに変更してください」とお願いすればOK。15分ぐらいで終わります。旧端末の旧SIMを取り出したりする必要もありません。
新しいSIMを受け取ったら必ずその場で新端末に挿し、電話の受発信ができることを確認しておきましょう。

サイズ交換が必要ない場合は、旧端末から新端末へSIMを差し替えるだけです。

3.通信事業者設定をして通信ができるようにする

地味に難儀しました…。
音声通話はSIMさえ挿せばできるのですが、データ通信は設定が必要です。

ここは端末機種によって異なると思うのですが、P10 liteの場合、新しいSIMを挿して起動した直後にAPN指定をせよと出るのですが、そこで表示されるリスト(選択肢)にdocomoらしきものがないのですよね…。
散々悩んだあげくネット検索し、docomo回線の場合はマニュアル設定をしなければいけないという情報に辿り着き、ぷちぷち簡単な設定をしてようやく接続成功。
先人の皆さんありがとう…ありがとう…ありがとう…(エコー)
ちなみにP10 liteの場合ですが、
設定>その他>モバイルネットワーク>アクセスポイント名>「:(縦3点)」>新しいAPN で、「APN」に「spmode.ne.jp」、「認証タイプ」に「CHAP」をセット
で行けました。

4.アプリを移行する

いろいろ方法はあるとは思うのですが、Androidの場合Googleアカウントと連携しているので、そのGoogleアカウントをフックにして旧端末で使っていたアプリをまとめて再DLすることができました。
再DLなのでwifi環境に繋いで実行すること、Google PlayからDLできないアプリは別途各自で調達する必要があるのでご注意を。

5.連絡先を移行する

Gmailの連絡先は別に移行作業必要ないのですが、キャリアメールのほうの連絡先はそのままだと消え去る運命になってしまうので移行が必要です。
これもいくつか方法はあると思うのですが、おそらく一番面倒でないのは、キャリアメールの連絡先をエクスポートしてGmailの連絡先にインポートする方法ですかね(要するにGmailのほうに連絡先を統合する)。
やり方はキャリアや端末によって異なるとは思いますが、例えば、
旧端末の連絡先アプリを開いてSDカード等にエクスポートする→できたファイルが入ったSDカードを新端末に挿す→新端末からエクスポートファイルを実行すると展開先を選べるのでGmailを選択
などの手順でできました。

6.キャリアメールの受信設定をする

これな。
キャリアメールの利点は即時受信なんですよね。今時LINE等のメッセンジャー系アプリのほうが使われることが多いと思うのですが、うちの親ガラケーなので、出先の待ち合わせなどはキャリアメールでのやりとりになるので、即時受信ができないととても面倒。

解決方法は簡単で即時受信対応可能なメールアプリを導入すること。(端末デフォルトのメーラーだと多分対応していません)
私が導入したのは「myMail」というアプリ。
先にdアカウントでの受信対応設定をしておいたうえで(docomoキャリアメールをWebメールとして使えるようにする設定。これはだいぶ前にやっていた)、そのログインID/PWを設定するだけでOK。
端末との相性などもあるので、うまくいかない場合は他のアプリなども試してみるといいです。

とりあえず、以上備忘録として。
より詳しい情報は上記を参考にしつつ適宜ぐぐってくださいまし。

2018-01-01

ブログ開設してみました

謹んで新年のお慶びを申し上げます。
旧年中は大変お世話になりました。
本年もよろしくお願い申し上げます。

ブログ始めました。


ぽちと申します。
おそらくリアル友人か通りすがりの方しかご覧にならないかと思いますので、自己紹介は割愛します。

2018年1月1日、ブログを開設してみました。

かつては同人活動などでそれなりに文章を書いていたのですが、いろいろな要因が重なり文章を書けなく(書かなく)なり、てきめんに文章力も下がっていたのですが日常生活にはなんら影響はないため、そのまま問題なしとして放置してきました。twitter等でそれなりに「吐き出す」欲求が満たされていたこともあります。

が、twitterに適応しすぎてしまった結果、思考回路も短く単発的になってきていることを最近自覚してきておりまして、少しこれはよくないと。もう少し長い経路をたどる論理的思考力が「目に見えない形で(形に残す場所がないので)」低下しているのではないかというおそれがあり。

そういう理由で、自分の考えを整理してまとめるためのツールとして、ブログという場を利用することにしました。

理由が理由なのでいわゆるブロガーさん方とは異なり、このブログを通して特段交流を図ろうというものではありません。
コメント欄を設けていないのもこの理由によります。ご了承ください。

基本三日坊主万歳なのでどこまで続けられるかわかりませんが、不定期更新とするとおそらくだらだらサボるので、とりあえずは月1をミニマム、週1を目標としていきたいと思います。

どうぞよろしくお願い申し上げます。