工作ログ｜エッジカバー：もふもふ編

 フィギュアスケートの靴を買いまして、おまけでもらったエッジカバーの作りを見て、これ自作できるんじゃ？？とうっかり思いまして。

試行錯誤してある程度作り方が確立されてきましたので、レシピを置いておきます。
アバウトに直線縫いだけでできます。

今回は「もふもふ編」です。結構防御力高めなので、持ち歩き時におすすめです。

材料（1足分）

フェイスタオル　1枚

吸水・速乾性能を重視して、今回はニトリのマイクロファイバーフェイスタオル「バッジョ」を購入してみました。

※下記リンクはアフィリエイトになっています。避けたい方は、ニトリネットにて製品名で検索してください。

マイクロファイバー　フェイスタオル(バッジョ LGY) ニトリ 【玄関先迄納品】... 価格：299円（税込、送料別) (2021/7/19時点) フェイスタオルならだいたいサイズは幅35cm前後、長さ80cm前後です。 新品は毛羽立ち、糸の抜けが起きやすいので、作り始める前に一度洗濯しておきましょう。

その他

糸：普通のミシン糸（#60）で大丈夫です。

針：太い針（14番）に付け替える方がよいでしょう。

平ゴム：今回は10コール（7.5mm幅）を使いました。片足分で35～40cmぐらい必要です。1mあれば1足分十分足ります。

飾り付け：お好みで。もちろん、なくても良いです。

作り方

タオルを切る

真ん中でまっぷたつに裁断します。おおよそ35cm×40cmのタオルが2枚できます。それぞれが片足分になります。

かなり糸くずが散るので、敷物を敷いたり、ハンディ掃除機やコロコロなどを用意しておいたほうが良いです。

裁断したところに端ミシンをかける

タオル地はどうしてもほつれやすいので、裁ち目には端ミシンをかけます。専用メニューがないミシンの場合はジグザグでも良いかと思います。

このときも糸くずが大量に散ります。1枚縫ったら、釜の中などの糸くずを払っておきましょう。

二つに折り、裁ち目から5cmのあたりを縫う

表に出したいほうを内側にして（中表にして）、二つ折りにします。おおよそ20cmぐらいの幅になります。

輪になっていないほうの端＝裁ち目があるほうの端からだいたい5cmぐらいの場所（上図の赤い表示参照）を縫います。

全体をひっくり返して整える

前工程で輪になったほうに手を入れて全体をひっくり返し、縫い代を開くようにして、上の写真のように整えます。

縫い目が真ん中に来るようにしますが、まあ多少ゆがんでも目立たないので問題ないです。

内側の布端がごにょごにょにならないように注意しましょう。

ゴム通し部分を縫う

両端、1.5～2cmぐらいのところを縫います。今回はレースも一緒に縫い込んでみました。

ご覧の通りかなりがたがたでも、極論ゴムさえ通ればよいので、あまり気にしない！

中表に折って、両脇を縫う

細長くなる方向へ、中表にして二つ折りし、ゴム通しの縫い目を閉じないように（縫い目から下だけ。上の写真の赤点線部分）縫います。端から1～1.5cmぐらいが目安です。

一番分厚いところはタオルが6枚重なっているのでかなり縫いにくいです。ミシンのスピードを下げて、1目ずつ確実にゆっくり針を落としていってください。

ゴムを通してひっくり返す

※写真はゴムを通す前にひっくり返してみたもの。ここで一度エッジにかぶせてサイズを確認しておくとよいです

ゴム通し部分にゴムを通し（私の場合はゴムの長さは38cmで作りました。エッジの長さや堅さのお好みもあるので、長さは調節してください）、ひっくり返します。角の部分が固いので、指先を使ってぐっと押し込むようにして整えます。

完成！

糸くずがめちゃくちゃ出るのと、両脇を縫うところが結構大変ですが、基本的には雑な直線縫いだけでできるので、比較的簡単に作れます。
もっと簡単に作れないの…？って方はこちらの「一番簡単！編」をどうぞ。

実際に使ってみたのですが、さすがマイクロファイバー、湿気をばっちり吸ってくれていました。

速乾性能もあるのですが（縫う前に洗濯したものを干していたら本当に乾くの早かった）、とはいえこれだけ折り重ねているとそうそうは乾きませんので、帰宅したら別の乾いているカバーに付け替えるほうがよさそうです。

湿ったカバーはひっくり返して（内側を表に出して）その辺にぶら下げておけばすぐに乾きます。